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運行管理者試験の受験対策講座を終えて(運送業WING通信) [2015.02.26]
3月1日に実施される運行管理者試験の対策として、幣事務所では旅客、貨物ごとに「実戦力養成合格講座」及び「模擬試験&直前対策講座」を実施いたしました。
昨年、1月に当講座を開講して以来、今回の講座で4回目の試験を迎えることになりますが、出前講座を実施したこともあり、当講座の受講者数はお陰さまで200人を超えるまでになりました。
運行管理者試験の合格率は、平成25年3月の試験から明らかに下落しています。
試験問題の設問が、①択一方式のみから、複数の解答を求める方式に移行したこと、②基本的な知識を基にした応用問題の出題が増えていること、③実務に関する出題が増えていることが、合格率下落に繋がっていると思っています。
運送業の安全輸送を守る最前線で働く運行管理者の業務は、社会にとって極めて重要であります。このため、国家資格である運行管理者試験においては、一定程度の知識が求められていることは当然のことであります。
しかし、経営者の一部には、未だに運行管理者試験は合格して当然であると思っていらっしゃる方がいます。
兎角、今の運行管理者試験は落とすための試験であると、一方的に出題者サイドの批判をよく耳にいたしますが、事の本質を理解していただいていないと思っています。
会社の健全な発展のためには、運行管理者を育成することが大切であることから、例えば、試験前日は休暇に充てるなど、受験者に対する学習環境を整備していただく、経営者の配慮がもっと必要であるのではないかと思っています。
現状は会社から無理矢理受験させられているという、意識を持つ受験者を多く見受けます。
経営者の運行管理者に対する期待、意気込みが受験者に伝播すれば、受験者も更に学習の努力をするのではないかと思っています。
幣事務所では、関係法令を熟知し、安全な輸送に徹し、事故を起こさない社会を構築する観点から、運行管理者試験の合格のお手伝いをさせていただきたいと思っております。
当講座のリピーターが増えていることは、当講座について一定の評価をいただいていると思う一方で、一発で合格していただけるような指導方法等が求められていると思っています。
今回の講座ではプロジェクターを活用した講義を行いましたが、次回の講座では学習効果を更に上げるための手法、教材等について、知恵を出していきます。
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メディア掲載
平成26年4月27日、臨時運行管理者試験の対策として、千葉県トラック協会において実施しました「運行管理者試験合格講座」が、日本流通新聞の紙面において紹介されました。
税務・会計の情報誌「Profession Journal」に、平成25年8月、高速ツアーバスが廃止され、新高速乗合バスへの移行・一本化したことに関連する記事(3回シリーズ)を執筆しました。
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