ウイング経営労務コラム

運送業

「輸送新聞」紙面で連載スタート!   [2019.10.19]

10月から「輸送新聞」紙面において、「トラック運送業における働き方改革のヒント」と題して連載がスタートしました。

是非、ご愛読いただければ幸甚に存じます。

Gマーク取得の取組(運送業WING通信)   [2015.11.14]

Gマーク(貨物自動車運送事業安全性評価事業)の取得について、本年は新規6社、更新2社の合計8社様のご支援をさせていただきました。

Gマークの取得は、労働保険及び社会保険への加入が条件となっていますので、毎年、弊社の重点として活動をさせていただいているところです。

認定要件となっている、①「安全性に対する法令の遵守状況」(32点以上/40点満点)、②「事故や違反の状況」(32点以上/40点満点)、③「安全性に対する取組の積極性」(32点以上/40点満点)については、あらかじめの感触ではすべてを満たすことができたと確信しています。

ただし、「安全性に対する法令の遵守状況」について、昨年まではすべて満点のご支援をさせておりましたが、本年は一部の事業者様に満点のご支援ができないことがとても残念です。

なお、結果通知の予定は12月下旬ですので、あとは重大事故のないことを願っているところです。

"事故のない社会"を目指して、来年もGマーク取得について、ご支援をさせていただきたいと思います。

「トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会」(運送業WING通信)   [2015.05.21]

トラック輸送における取引環境の改善と長時間労働の抑制を目的とした会議(第1回)が国土交通省で開催されました。

今国会での成立を目指している労働基準法の一部改正において、平成22年4月以降、猶予されていた中小企業における月60時間を超える時間外労働の割増賃金率を50%以上にすることを契機として開催されたものです。

自動車運転者は労働基準法のほか、1日最大拘束時間16時間という改善基準告示の適用を受けていることから、過労死の認定件数の約3割を占めている実態にあります。

また、最近では人手不足が着実に進んでおり、クルマはあるが、運転者がいない状況にあります。

速やかに労働条件を改善し、魅力ある職場を作っていかないとこのままでは日本経済を支えるトラック輸送が正常に機能しなくなり、国民生活にも大きな支障を来すおそれがあります。

この観点から、広く荷主の理解を求めることが重要です。

今後、労働基準法の改正の施行予定である平成31年4月までの約4年をかけ、議論が行われますが、本会議により取引環境の改善と長時間労働の抑制の実効性が上がるように期待して、見守り続けたいと思います。

Gマーク取得の推進(運送業WING通信)   [2015.05.14]

トラック運送業界から事故をなくす一助となるGマーク(貨物自動車運送事業安全性評価事業)取得の推進については、これまで全力を挙げてきたところです。

本年のGマーク申請書の受付は、7月1日から開始されますが、それまでの間、Gマーク取得をご希望されるトラック事業者様のご支援をさせていただきたいと思っています。

国土交通省によれば、Gマーク所得事業所は未取得事業所に比べ、事故の発生件数は半分以下とのこと、交通事故のない社会とするためにも、もっとGマーク取得を推進すべきであると思います。

しかし、現状では未だ社会保険未加入の事業者が存在しており、Gマーク取得の要件を満たすことができません。

また、Gマーク取得事業者を優先する補助金や表彰制度の導入など、新たなGマーク取得のインセンテイブが打ち出されていますが、更なるインセンテイブが求められていると思います。

国土交通省のホームページ

http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk4_000013.html

全日本トラック協会のホームページ

http://www.jta.or.jp/gmark/gmark.html

運管講座の合格率が平均を30%上回る(運送業WING通信)   [2015.04.16]

幣事務所で主催した3月1日実施の運行管理者試験に向けた講座の合格率(速報値)をお知らせいたします。なお、未だ数名の受講者様と確認が取れていませんので、確定値ではありません。

1.合格率

(1)旅客の合格率 67.8% (全国平均 35.1%)

①「実戦力養成合格講座」  64.3% 全国平均より✪プラス29.2%

②「模擬試験&直前講座」  71.0% 全国平均より✪プラス35.9%


(2)貨物の合格率 63.1% (全国平均 36.9%)

①「実戦力養成合格講座」 63.2% 全国平均より✪プラス26.3%

うち、東京会場の合格率 77.8% 全国平均より✪プラス40.9%

②「模擬試験&直前講座」 63.0% 全国平均より✪プラス26.1%

うち、東京会場の合格率 75.0% 全国平均より✪プラス38.1%

2.講座を終えての感想

(1)今回の講座の特長として、本試験1~2週間前に実施した「模擬試験&直前講座」が合格に直結したと思われる受講者が数多く見受けられました。

模擬試験で1ケタしか得点できなかった受講者が数多く合格しています。

しかも初受験です。まさに試験直前に奮起した結果だと思います。

併せて、手前味噌になりますが、教材と講義が効果的であったのではないかと推測しています。

(2)初受験の受講者の方が多く合格しています。

貨物では合格者の65.9%、旅客では50.0%が初受験者です。

(3)会場での合格率に差が生じています。

貨物は、東京会場では「実戦力養成合格講座」、「模擬試験&直前講座」ともに75%以上の高い合格率でしたが、千葉会場では53%でした。今後は受講者の反応に留意しつつ講義を進めるなど工夫をして会場の別なく合格率を高めていきたいと思います。

(3) 本講座は、全国平均合格率の30%以上を上回る合格率を最低の目標としており、今回の講座ではオリジナル教材を見直したり、プロジェクターを活用した講義が有効であったと認識していますが、次回はさらに努力して合格率を高めていきたいと思います。

3.次回の試験(8月23日)に向けた講座の開催

前回と同様の講座を開催する予定ですが、具体的な日程については、現在、調整中です。

5月上旬には幣事務所のホームページでお知らせする予定です。

また、その際には併せて今回の合格者の皆様方からの届いた"合格者の声"をホームページに掲載する予定です。

「外国人旅客接遇研修」(運送業WING通信)   [2015.04.07]

東京タクシーセンターでは、政府における観光立国の推進やこれに伴う外国人観光客の受入体制の整備の方針、さらには、我が国の空の玄関口である羽田空港における国際線の発着枠の増加や東京が有数の観光地であること等を踏まえ、訪日外国人旅客へのタクシーサービスの向上を図るため、ロールプレイ演習を取り入れた「外国人旅客接遇研修」を実施しています。

しかし、受講申し込みが多く、受容力が限界となっていることから、センターの指定する機関が実施する「東京タクシーセンター認定外国人旅客接遇研修」がセンター外で実施されているところです。

江戸川グリーンパレス(東京都江戸川区松島1-38-1)においては、次のとおり平成27年1月から毎月、定期的に「東京タクシーセンター認定外国人旅客接遇研修(初級)」(定員50人)が開催されており、ご参加をご検討される事業者(個人タクシーを含む)様にはご案内を差し上げています。

〇研修実績

①平成27年1月20日(火)9:00~12:00

②平成27年2月25日(水)9:00~12:00

③平成27年3月 3日(火)9:00~12:00

④平成27年4月13日(月)9:00~12:00 (予定)

なお、本認定研修の修了者につきましては、センターで実施している外国人旅客接遇研修を修了したものとみなされます。

また、羽田空港国際線タクシー待機所では、外国人旅客接遇研修修了証の携帯により、外国人旅客接遇研修修了者専用レーンへの入構が可能となります。

http://www.tokyo-tc.or.jp/driver/training.html

観光庁は2020年までに訪日外国人旅行者数2000 万人を目指していることから、増加する訪日外国人旅行者の交通手段としてのタクシーの役割は益々重要となっています。

観光庁&運輸局のOBとして、「外国人旅客接遇研修」の普及促進を応援しています。

運行管理者試験の受験対策講座を終えて(運送業WING通信)   [2015.02.26]

3月1日に実施される運行管理者試験の対策として、幣事務所では旅客、貨物ごとに「実戦力養成合格講座」及び「模擬試験&直前対策講座」を実施いたしました。

昨年、1月に当講座を開講して以来、今回の講座で4回目の試験を迎えることになりますが、出前講座を実施したこともあり、当講座の受講者数はお陰さまで200人を超えるまでになりました。

運行管理者試験の合格率は、平成25年3月の試験から明らかに下落しています。

試験問題の設問が、①択一方式のみから、複数の解答を求める方式に移行したこと、②基本的な知識を基にした応用問題の出題が増えていること、③実務に関する出題が増えていることが、合格率下落に繋がっていると思っています。

運送業の安全輸送を守る最前線で働く運行管理者の業務は、社会にとって極めて重要であります。このため、国家資格である運行管理者試験においては、一定程度の知識が求められていることは当然のことであります。

しかし、経営者の一部には、未だに運行管理者試験は合格して当然であると思っていらっしゃる方がいます。

兎角、今の運行管理者試験は落とすための試験であると、一方的に出題者サイドの批判をよく耳にいたしますが、事の本質を理解していただいていないと思っています。

会社の健全な発展のためには、運行管理者を育成することが大切であることから、例えば、試験前日は休暇に充てるなど、受験者に対する学習環境を整備していただく、経営者の配慮がもっと必要であるのではないかと思っています。

現状は会社から無理矢理受験させられているという、意識を持つ受験者を多く見受けます。

経営者の運行管理者に対する期待、意気込みが受験者に伝播すれば、受験者も更に学習の努力をするのではないかと思っています。

幣事務所では、関係法令を熟知し、安全な輸送に徹し、事故を起こさない社会を構築する観点から、運行管理者試験の合格のお手伝いをさせていただきたいと思っております。

当講座のリピーターが増えていることは、当講座について一定の評価をいただいていると思う一方で、一発で合格していただけるような指導方法等が求められていると思っています。

今回の講座ではプロジェクターを活用した講義を行いましたが、次回の講座では学習効果を更に上げるための手法、教材等について、知恵を出していきます。

運行管理者試験対策の講師(運送業WING通信)   [2015.01.17]

山梨県トラック協会主催の運行管理者試験対策の講習が、2月14日(土)9:00~18:00、山梨県トラック協会で行われます。

初めて行われるその講習の講師として、3月1日実施の試験の合格率を引き上げる任務を担うことになりました。

合格に必須の重要事項を盛り込んだオリジナル教材をはじめ、すべてが手作りの教材で上手く活用して、受講者の皆様を合格にご案内したいと思います。

なお、幣事務所では、明日から貨物及び旅客を合わせて10会場で、運行管理者試験対策の講座を開講いたします。

全力を挙げて、受講者の皆様が試験結果において"笑顔”になれるよう、丁寧な講義をしたいと思います。

 

安全性優良事業所(Gマーク)7,455事業所(運送業WING通信)   [2014.12.18]

平成26年度、「安全性優良事業所」(Gマーク)として、7,455事業所が認定されました。

内訳は新規2,534事業所、初回更新1,831事業所、2回目更新1,750事業所、3回目更新1,340事業所となっています。

今回の認定により、平成23年度から25年度に認定した13.670事業所と合わせると、21,125事業所となり、全国のトラック運送事業所数83,608事業所の約1/4が「安全性優良事業所」(Gマーク)を取得していることになりました。

今後の「安全性優良事業所」(Gマーク)の認定事業所の推進については、大手運送事業所だけでなく、いかに中小運送事業所にまで拡大を図っていくことが課題であると思います。

中小運送事業所は、「安全性優良事業所」(Gマーク)を取得するための必須要件とされるドライバー全員の社会保険の加入が、大きなネックになっていることから、先ずはドライバー及び事業主に対し、社会保険加入の促進を図る活動を続けることが重要であると認識しています。

また、同時に、「安全性優良事業所」(Gマーク)の取得の有利性を図っていくことが求められていると思います。

今回、幣事務所では、新規2事業所様のお手伝いをさせていただき、共に認定されました。事業所様に感謝をいただいたことから、来年度の「安全性優良事業所」(Gマーク)申請の励みになっています。

運行管理者試験「模擬試験&直前対策講座」(貨物)~千葉~   [2014.12.13]

2015年2月15日(日)運行管理者試験「模擬試験&直前対策講座」(貨物)~千葉~を次のとおり開講いたしますので、受講ご希望の方は本ホームページよりお申し込みください。

1.日 時     2月15日(日)10:30~18:00

2.場 所  千葉県トラック協会

千葉県千葉市美浜区新港212-10

3.定 員    50名 (先着順)

4.受講料    6,480 円 (オリジナル教材・税込)

「実戦力養成合格講座」(1月18日)の受講を同時申込みの方及び本講座の再受講者には、それぞれ受講料1,000円割引があります。

5.講 師     山田 信孝 (国土交通省OBの特定社会保険労務士・行政書士)

豊富な行政経験を活かし、講義はメリハリがあって分かりやすいとの評判があります。

6.合格実績

'14年8月試験(合格率14.4%) → 本講座の合格率 44.0% (+29.6%)

本講座は、貨物の合格率が19.3%(H25年8月試験)、37.4%(H26年3月試験)、35.2%(H26年5月試験)、14.4%(H26年8月試験)と低下している状況下、短期間に効率的、かつ、効果的な受験対策を行うことにより、受講者の合格をご支援いたします。

本講座には、次の特長があります。

「模擬試験」は、試験直前の模擬試験は腕試しに最適で、本試験での時間配分やマークシートの記入ミス防止対策にも効果的です。

90分間の試験時間内で全問を解答し、マークシートに記入するためには1問2分30秒を目標にしましょう。

なお、当日は午後から模擬試験の解説の後、「直前対策講義」において、試験に必須の最重要ポイントを押さえることができます。

※ 受講のお申し込みは、次の様式によりご記入のうえ、FAXでお申し込みください。

http://www.sr-yamada.jp/img/pdf/seminar270215.pdf


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ウイング経営労務コラム 新着記事

メディア掲載

メディア掲載実績一覧はこちら

日本流通新聞

ビジネスガイド別冊2015年12月号 SR第40号(日本法令出版)に9頁にわたり、トラック運送業界の現状と今後の展開についての記事が掲載されました。

詳しくはこちら

日本流通新聞

平成27年8月25日、第248回日本物流研究会において、「今こそ!押さえておきたいマイナンバー」と題して行った講演が紹介されました。

詳しくはこちら

日刊ゲンダイ(平成26年11月6日)

日刊ゲンダイ(平成26年11月6日)の「役立たず、無能、どんなに罵られようが、会社にしがみついた方がこれだけトク!!」の記事の中で、紹介されました。

掲載記事はこちら

運行管理者試験合格講座

平成26年4月27日、臨時運行管理者試験の対策として、千葉県トラック協会において実施しました「運行管理者試験合格講座」が、日本流通新聞の紙面において紹介されました。

日本流通新聞

平成25年10月20日、江戸川区総合文化センターで、「行政処分基準の改正」をテーマに講演した運送事業者セミナーが、日本流通新聞で掲載されました。

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税務・会計の情報誌「Profession Journal」に、平成25年8月、高速ツアーバスが廃止され、新高速乗合バスへの移行・一本化したことに関連する記事(3回シリーズ)を執筆しました。

「新たな高速バスの法規制と労働問題」

日本流通新聞

【運送業・物流業対象】日本物流研究会主催セミナー「国交省OB・特定社労士が見た“最新トラック運送業の実情”」と題して、講演を行い、日本流通新聞に掲載されました。

詳しくはこちら

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