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平成28年度第2回試験(3月5日)の考察について(旅客) [2017.03.13]
今回の試験は、「道路交通法」において比較的に難易度が高い出題が多かったことが特徴といえます。
まず、問14の穴あけ問題は「車両通行帯」でしたが、これまで穴あけ問題は、法律の目的条文など最重要事項について出題されていたので、全く意外でした。
次に、問13の駐車の誤っている箇所「荷待ちのための停止」 → 〇「貨物の積卸しのための停止」や問16の標識(車両横断禁止)の問題はこれまで誤り(箇所)として出題されたことがないため、戸惑いがあったのはないかと思います。
なお、問17の2は、昨年秋から社会問題化となっている運転中のポケモン等の操作による事故を踏まえた出題ですが、注意喚起を促す意味でとても良い出題と思います。
しかし、「道路運送法」の問4の1.は不適切な問題といえます。「補助者は、点呼の一部(点呼を行うべき総回数の3分の2未満)を行うことができる。」 で正しい問題とされていますが、正しくは「3分の2以下」であり、運行管理者試験センターに対しても申入れを行いました。
当WING塾では運行管理者の点呼は総回数の「1/3以上」、補助者の点呼は総回数の「2/3以下」と講義を行い、教材にも明記しており、問4の正解は2.で明確ではあるものの、時間がなく1.にマークした受験者がいないか心配です。
問7は消去法で2.の正解に導くことはできるものの、2.の誤っている箇所を特定することは難しいといえます。
「制動装置、走行装置その他の重要な装置の機能について、運行の状況に応じて必要な点検を実施」 → 〇「制動装置、走行装置その他の重要な装置の機能について、点検を実施」
「道路運送車両法」では、問12の1.「タイヤの滑り止めの溝の深さ」、問12の4.「自動車の軸重」、が初めて出題されました。
「労働基準法」及び「実務上の知識及び能力」は、運行管理者に求められる知識を問うのに相応しい問題であるといえます。
WING塾では、模擬試験で、問2をはじめズバリ当たったことなどもあり、講座の受講者からは、自己採点ではありますが、講座を受講し、WING塾の教材(オリジナル教材、重要ポイント集)のおかげで合格点以上得点できたという嬉しい報告が寄せられています。
WING塾では、次回、8月27日の試験において受講者の皆様方の合格にお役に立てるよう、講座の運営づくりに努めてまいります。
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税務・会計の情報誌「Profession Journal」に、平成25年8月、高速ツアーバスが廃止され、新高速乗合バスへの移行・一本化したことに関連する記事(3回シリーズ)を執筆しました。
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