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「残業の効果的な管理」 [2012.07.21]
こんにちは。
『東京ウイング社労士事務所』の山田です。
残業は効果的に管理することによって、無駄な残業を減らすことができます。
1.残業は「会社の命令」によって行われるものですから、残業の命令を出す上司は常に、日々の業務の状況を把握しておくことが大切です。
2.上司が命令を出すことができない場合には、あらかじめ上司に残業の申請を出させ、上司の承認を求める方式を採用します。
3.やむを得ない事情で、上司の承認を得ることができなかった場合には、翌日速やかに上司の事後承認を得ることとします。
4.上司は命令または承認を得ないで、残業をしている部下には、退社させます。
以上のことを徹底することによって、無駄な残業を一定程度減らすことができるはずです。
また、命令または承認を得ない残業は、時間外労働、休日労働とは認めないことを就業規則に規定しておくことも必要です。
上司は部下の業務の状況を把握するためには、部下とのコミュニーケーション(報告・連絡・相談)が取れていることが必要となります。
佐々木常夫(東レ経営研究所特別顧問)さんは、著書『部下を定時に帰す仕事術』の中で、『会社はプロの社員を求めているが、プロとは限られた時間の中で、いかに効率的良く成果を出すかである。』であり、『長時間残業は「プロ意識」「羞恥心」の欠如』と述べられています。
私も公務の中で、残業の申請・承認制に関与し、一定程度の無駄な残業を減らすことができた経験があります。
無駄な残業を減らすことは、仕事の生産性を向上させるとともに仕事と家庭を両立させることにつながると考えます。
最後までご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。
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メディア掲載
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税務・会計の情報誌「Profession Journal」に、平成25年8月、高速ツアーバスが廃止され、新高速乗合バスへの移行・一本化したことに関連する記事(3回シリーズ)を執筆しました。
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