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「評価者が陥りやすい過ち」 [2012.09.07]
こんにちは。
『東京ウイング社労士事務所』の山田です。
人事考課を実施するとき、留意しなければならないことは、「公平」で、「公正」な評価が行われることです。
評価者が陥りやすい過ちとしては、次のものがあります。
1.ハロー効果 ・・・ 部下の一つの特徴的な要素をもって、他の要素まで優れている(劣っている)と評価すること。例えばリーダーシップがあるからといって、協調性などもあると評価すること。
2.寛大化傾向 ・・・ 全体的に評価が実際より甘いこと。部下から嫌われたくないと思っている上司に多い。
3.中心化傾向 ・・・ 平均の評価(例えば5段階のうちの3)に集中し、評価に差がつかないこと。
4.極端化傾向 ・・・ 中心化しないように、両極端な評価(例えば5段階のうちの5と1)に偏ること。
5.対比誤差 ・・・ 部下を自分(評価者)の能力、特性等を基準として、評価をすること。
6.論理的誤差 ・・・ 独立している評価項目であるにもかかわらず同一のものとして錯覚し、同じ評価、または類似評価をすること。
評価するとき、どうしても人間である以上、感情が入ります。
このため、複数の評価者による評価を取り入れることや評価者のための訓練を実施することによって、偏った評価を是正していくことが求められます。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
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