- 東京ウィング社労士事務所 ホーム
- ウイング経営労務コラム
- 運行管理者試験(運送業WING通信)
運行管理者試験(運送業WING通信) [2013.09.28]
こんにちは。
『東京ウイング社労士事務所』の山田信孝です。
平成25年度第1回目(8月25日実施)の運行管理者試験の合格発表がありましたが、合格率は 20%前後と低下傾向にあります。
昨年4月29日、関越道で発生した高速ツアーバス事故の原因が居眠り運転であったことから、改めて点呼などにより運転者の健康状態を把握することになっている運行管理者の役割が重要となっていることが、合格率低下の背景にあると思います。
因みに、平成25年11月1日より全運転者に対し、点呼を全く行っていない場合、運行管理者が全く選任されていない場合には、30日間の事業停止の行政処分となります。
運行管理者試験の概要は次のとおりです。
1.出題分野は5分野で、出題は30問です。
①貨物自動車運送事業法関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8問
②道路運送車両法関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4問
③道路交通法関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5問
④労働基準法関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6問
⑤運行管理者業務に関し、必要な実務上の知識及び能力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7問
2.合格基準は(①かつ②を満たすこと)
①総得点が満点の60%(18問/30問)以上であること。
②出題分野ごとに正解が1問(⑤は2問)以上であること。
試験の種類 |
貨 物 |
旅 客 |
受験者数 |
30,161人 |
6,897人 |
合格者数 |
5,815人 |
1,583人 |
合格率(%) |
19.3 |
23.0 |
運行管理者業務の重要性から運行管理者試験の合格率は、今後とも今の状況が継続すると思われます。
この現況を踏まえ、当事務所は、運送業の安全輸送を図り、健全に発展するための一助となるよう、運行管理者試験に挑戦される方々を対象として、運行管理者試験の合格講座を、平成26年新春に開設いたします。
詳細つきましては追ってお知らせいたします。
なお、「運行管理者の役割」につきましては、下記をご参考にしてください。
http://www.sr-yamada.jp/column/article/80
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
コラム カテゴリ別
運送業・物流業の企業さまへ
無料診断サービス実施中
サービス案内
ウイング経営労務コラム 新着記事
- 2023.05.31
- 千葉県トラック協会の相談員(顧問)
- 2022.10.27
- 「企業実務」(2022.11)に掲載!
- 2019.10.22
- 2020年3月1日試験で「絶対合格」に向けて!
- 2019.10.19
- 「輸送新聞」紙面で連載スタート!
- 2019.07.11
- セミナー講師(世田谷サービス株式会社)について
メディア掲載
平成26年4月27日、臨時運行管理者試験の対策として、千葉県トラック協会において実施しました「運行管理者試験合格講座」が、日本流通新聞の紙面において紹介されました。
税務・会計の情報誌「Profession Journal」に、平成25年8月、高速ツアーバスが廃止され、新高速乗合バスへの移行・一本化したことに関連する記事(3回シリーズ)を執筆しました。
事務所案内
東京ウィング社労士事務所
代表 山田 信孝
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェア1171
電話:090-9815-7626
FAX:03-5674-6115
メール:info@sr-yamada.jp